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チョン・ウヨン
生年月日:1999年9月20日(23歳)
所属クラブ:フライブルク
22/23リーグ戦成績:12試合出場/1得点2アシスト
代表通算成績:8試合出場/2得点1アシスト
バイエルン・ミュンヘンの下部組織で育ち、トップチームでの出場歴も持っている韓国代表期待のアタッカーが初のワールドカップに挑む。昨季はフライブルクで主軸として活躍したが、今季は新加入の日本代表FW堂安律との競争で遅れをとり、出場機会が減少している。前線ならどこでも対応できるユーティリティ性を備えるが、韓国代表のアタッカー陣にはポジションレスな選手が多く、大きな強みにはなっていない。カタールの大舞台で自らの価値を示せるだろうか。
ファン・ウィジョ
生年月日:1992年8月28日(30歳)
所属クラブ:オリンピアコス(ギリシャ)
22/23リーグ戦成績:5試合出場/0得点1アシスト
代表通算成績:49試合出場/16得点4アシスト
ガンバ大阪のエースとして活躍したことでも知られるストライカーは、昨季まで3シーズンにわたってフランス1部のボルドーに所属し、2年連続でのリーグ戦二桁得点も達成した。クラブは2部降格となってしまったが、ファン・ウィジョはイングランドの古豪ノッティンガム・フォレストに引き抜かれてステップアップを遂げ、今季はオリンピアコスに貸し出されている。しかし、ギリシャでは早くもミチェル監督の構想から外れているようで、直近5試合はベンチにすら入れていない。決勝トーナメント進出のためには不可欠な得点源の1人だが、状態は気がかりだ。
チョ・ギュソン
生年月日:1998年1月25日(24歳)
所属クラブ:全北現代モータース
2022リーグ戦成績:23試合出場/13得点4アシスト(金泉尚武FC)
2022リーグ戦成績:8試合出場/4得点1アシスト(全北現代モータース)
代表通算成績:16試合出場/4得点2アシスト
今年9月上旬まで兵役をこなしていたが、2クラブ合計でリーグ最多タイの17得点をゲット。全北現代モータース復帰後はブラジル人FWグスタボをベンチに追いやって、エースストライカーに君臨した。188センチの長身なうえ爽やかな顔立ちだが、プレースタイルは貪欲で、自らを犠牲にしたチームプレーも積極的にこなす。ポストプレーの精度は現在の韓国代表で最も高いだろう。国内組中心で行った今月の候補合宿では、アイスランド代表との国際親善試合で決勝点をアシストした。ギリシャで苦しむファン・ウィジョを脅かし、ワールドカップ本大会で1トップを任される可能性も十分にある。