井原正巳
【写真:Getty Images】
生年月日:1967年9月18日
代表通算成績:122試合5得点
1998年W杯成績:3試合フル出場
日本代表にとって初のワールドカップで主将を務めたのが井原正巳だ。フランスワールドカップは全試合フル出場している。
5年前のドーハの悲劇を経験していたのは、フランスワールドカップのメンバーで井原と中山雅史の2人だけだった。守護神・川口能活が22歳、中田英寿が21歳と、若手主体だったチームでベテランとしての経験をもたらしたのが主将の井原である。
“アジアの壁”の愛称でアジア各国に恐れられた井原。フランスワールドカップの結果は3戦全敗だったとしても、アルゼンチンとクロアチアを相手にどちらも1失点というのは、十分に偉大なことと言っていいはずだ。
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