FW:岡崎慎司
【写真:Getty Images】
生年月日:1986年4月16日
ザックジャパン成績:45試合22得点6アシスト
日本代表の歴史に名を残すストライカーの一人が岡崎慎司だ。クラブではCFとして起用されることが多かったが、アルベルト・ザッケローニ監督の元では右サイドハーフとして確固たる地位を築き上げている。長友佑都、遠藤保仁、香川真司、本田圭佑らで攻撃を組み立て、最後は右サイドの岡崎が中に入って仕留めるという形は、ザックジャパンの大きな武器になっていた。
岡崎はザッケローニ監督の初陣となった2010年10月の国際親善試合、アルゼンチン代表戦で決勝ゴールをマークと指揮官へのアピールに成功。その後開催されたAFCアジアカップでは全6試合でピッチに立ち、3得点3アシストを記録と優勝の立役者になった。また、2013年のコンフェデレーションズカップでは3試合で2得点1アシスト、ブラジルワールドカップではグループリーグ最終節のコロンビア代表戦で意地の一発を叩き込むなど、大舞台でしっかりと爪痕を残してきた。
ザッケローニ監督率いる日本代表は2010年から2014年までの約4年間で公式戦55試合を消化。岡崎はそのうち45試合に出場し、22得点という成績を残している。これは本田や香川ら並み居る選手を抑え、ザックジャパンにおける最高の数字となっている。泥臭く、そして熱いこのストライカーがいなければ、ザックジャパンが多くの勝利を掴み取ることは不可能だったはずだ。
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