サッカー欧州代表 最新ニュース
FIFAワールドカップカタール2022が、11月20日に開幕を迎える。4年に1度の祭典に果たしてどのような選手たちが臨むのか。今回は、12大会連続17回目の出場となるスペイン代表の招集メンバー26人と基本フォーメーションを紹介する。(成績は11月10日、年齢はW杯開幕時点のもの)
GK
【写真:Getty Images】
ウナイ・シモン
生年月日:1997年6月11日(25歳)
所属クラブ:アスレティック・ビルバオ
22/23リーグ戦成績:14試合出場/14失点
代表通算成績:27試合出場/21失点
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直近の2年間で欠場した代表戦はわずか2試合と、ルイス・エンリケ監督が全権の信頼を寄せる守護神だ。セービングはもちろん、ハイボール処理やビルドアップ面での貢献度の高く、苦手なプレーが少ないのが売り。昨夏のユーロ(欧州選手権)での痛恨のトラップミスのように時折大ポカをしてしまうこともあるが、それを全く気にしない鉄のメンタルの持ち主で、ミスを引きずることはない。
ロベルト・サンチェス
生年月日:1997年11月18日(25歳)
所属クラブ:ブライトン(イングランド)
22/23リーグ戦成績:13試合出場/17失点
代表通算成績:1試合出場/0失点
15歳で父親の出身国であるイングランドに渡ってブライトンと契約をしたため、スペインでのプレー経験がないGK。所属クラブでは現チェルシー監督のグレアム・ポッターにビルドアップ能力の高さが評価され、3番手GKから一気に正GKへと駆け上がった。197cmの体格と抜群の反射神経を生かしてファインセーブを連発するも、そもそものポジショニングが悪いなど判断面には改善の余地がある。ハイボールへの飛び出しの判断も苦手で、安定感が向上すれば更にスケールが大きな選手になれるポテンシャルの持ち主。
ダビド・ラジャ
生年月日:1995年9月15日(27歳)
所属クラブ:ブレントフォード(イングランド)
22/23リーグ戦成績:14試合出場/24失点
代表通算成績:1試合出場/1失点
ロベルト・サンチェス同様に10代でイングランドへと渡った経歴を持つ異色の守護神は、スペイン産のGKらしく足下の技術やパスの精度が高い。至近距離、ミドルゾーン問わずシュートストップの技術は抜群だ。身長は183cmとGKとしては低く、セットプレー時に屈強な選手と競り合うと難しさを感じてしまうが、以前ほどの弱点ではなくなりつつあるとの声も。ダビド・デ・ヘアが選外となったことで、今回のワールドカップに参加するGKでは最年長に。