MF:遠藤保仁
【写真:Getty Images】
生年月日:1980年1月28日
岡田ジャパン成績:41試合5得点8アシスト
日本代表歴代最多となる152試合の出場を誇る遠藤保仁が最も輝いたのは、岡田武史体制下と言えるかもしれない。2008年に初陣を飾り、南アフリカワールドカップ終了と共に幕を閉じた岡田ジャパンは54試合を消化したのだが、遠藤はそのうち41試合に出場。5得点8アシストという成績を残すことになった。
遠藤は岡田ジャパンにおいて長谷部誠とのダブルボランチを確立。抜群の視野の広さと日本最高レベルのキック精度を武器に攻撃陣と守備陣を“繋ぐ”役割を高質にこなし、南アフリカW杯出場権獲得などに大きく貢献している。まさにチームの「心臓」的な存在であり、41試合中スタメンから外れたのはわずか1試合のみだった。
南アフリカW杯では、インサイドハーフとして全4試合でフル出場を果たしている。グループリーグ初戦のカメルーン代表戦では決勝点の起点となり、決勝トーナメント進出が懸かった第3節デンマーク代表戦では芸術的なフリーキックを沈めるなど、ベスト16入りの立役者となった。
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