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なぜか…南アフリカワールドカップで輝けなかった5人の名手。代表から追放されたのは…

シリーズ:ワールドカップで輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ウェイン・ルーニー(元イングランド代表)

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【写真:Getty Images】


生年月日:1985年10月24日
南アフリカワールドカップ:4試合0得点0アシスト

 自身初となるワールドカップ出場だった2006年のドイツ大会、1ゴールにも絡めないまま準々決勝ポルトガル戦でリカルド・カルバーリョの股間を踏みつけて退場し、イングランド代表も敗退という最悪の幕切れで大会を去ることになったウェイン・ルーニー。だが、2010年大会に向けた欧州予選では9試合で9ゴール5アシストと大車輪の活躍でイングランド代表をワールドカップ出場に導いた。

 また、2009/10シーズンはプレミアリーグで当時のキャリアハイである26ゴールを挙げており、代表での背番号も10を着用するなど、国民から大きな期待を寄せられていた。だが、ルーニーはまたも国民の期待を裏切ってしまう結果に終わる。グループリーグ3試合、決勝トーナメント1回戦の計4試合で1ゴールにも絡むことができなかったのだ。

 2大会連続でFWとしては痛恨すぎる成績に終わったルーニー。2010年大会、イングランド代表は4試合でわずか3ゴールと深刻な得点力不足に陥っており、エースのルーニーがゴールに絡めなかった責任は大きかった。

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