サッカー欧州代表 最新ニュース
FIFAワールドカップカタール2022が、11月20日に開幕を迎える。4年に1度の祭典に果たしてどのような選手たちが臨むのか。今回は、5大会連続6回目の出場となるオーストラリア代表の招集メンバー26人と基本フォーメーションを紹介する。(成績は11月9日、年齢はW杯開幕時点のもの)
GK
マシュー・ライアン(背番号1)
生年月日:1992年4月8日(30歳)
所属クラブ:コペンハーゲン(デンマーク)
22/23リーグ戦成績:6試合出場/7失点
代表通算成績:74試合出場/69失点
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プレミアリーグのブライトンで3シーズン半にわたって正守護神を任されたアジア屈指のビッグセーバーだが、直近1年半はアーセナルやレアル・ソシエダで控えに甘んじた。出場機会を求めてデンマークの強豪コペンハーゲンへ移籍した今季は自身初のCL本戦での試合出場を果たしたものの、負傷から復帰したポーランド代表GKカミル・グラバラにポジションを奪われて10月上旬からベンチを暖める日々が続く。所属クラブで出番に恵まれない状況でもオーストラリア代表では試合勘の不足を感じさせないパフォーマンスを発揮してきたとはいえ、やはりコンディションには多少の懸念が残る。
アンドリュー・レッドメイン(背番号12)
生年月日:1989年1月13日(33歳)
所属クラブ:シドニーFC
22/23リーグ戦成績:5試合出場/11失点
代表通算成績:4試合出場/1失点
30歳でA代表デビューを飾った遅咲きの守護神は、カタールワールドカップ予選の大陸間プレーオフで時の人となり、オーストラリア代表を本大会に導いた。0-0で迎えたペルー代表戦の延長後半終了間際に投入されたレッドメインは、ワールドカップ出場を決めるPKストップを披露。ダンスを踊るような独特の構えで相手を惑わすPKのスペシャリストだ。若手の頃は凡ミスも多かったが、今や昔。たっぷり蓄えた髭がトレードマークの守護神は、有事に備えてベンチに控える。
ダニー・ヴコヴィッチ(背番号18)
生年月日:1985年3月27日(37歳)
所属クラブ:セントラルコースト・マリナーズ
22/23リーグ戦成績:3試合出場/4失点
代表通算成績:4試合出場/1失点
セルビアにルーツを持ち、かつてベガルタ仙台でもプレーした大ベテランは2大会連続のワールドカップ出場メンバー入りを果たした。ベルギーのゲンク時代は伊東純也と同僚で、オランダを経て今夏から母国に復帰。9月にチームから請われる形で代表引退を撤回した名古屋グランパスのGKミッチ・ランゲラックの存在によって弾き出されるかと思われたが、最後の最後に滑り込んだ。プロレスラーのような体格から想像できないようなスーパーセーブを繰り出す。