17位:マテウス・カストロ(名古屋グランパス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1994年9月11日
市場価値:160万ユーロ(約1.92億円)
2022リーグ戦成績:30試合8得点5アシスト
大宮アルディージャへの期限付き移籍を2度経験した後、2017年2月に同クラブに完全移籍を果たすも、チームはまさかのJ2降格。続く2018シーズンには不動の左WGとしてサイドから攻撃を組み立て、公式戦40試合で12得点10アシストと存在感のあるパフォーマンスを発揮し、自らの評価を大きく高めた。
2019年1月には名古屋グランパスに加入し、J1の舞台に復帰。しかし、外国人枠の影響によりベンチ外となることも少なく、シーズン中盤には出場時間を求め横浜F・マリノスに約5ヶ月間の期限付きで渡った。名古屋グランパス帰還後はリーグ開幕戦からスタメンに名を連ね、リーグ戦全試合に出場。同年には9年ぶりとなるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得に大きく貢献した。今季は左膝内側側副靭帯を損傷し、4試合の欠場を余儀なくされたが、エースナンバーを背負う存在としてチームを支え続けている。
そんなブラジル人FWの市場価値は名古屋グランパス加入後、右肩上がりが続いており、現在は自身最高額となる160万ユーロ(約1.9億円)を記録している。これは先月にドーピング違反により4年間の活動禁止処分が言い渡されたヤクブ・シュヴィルツォクに次ぐチームで2番目に高い数字となっているが、同選手のクラブとの今後の契約次第ではチーム1位に繰り上げられる可能性がある。