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Jリーグ 2年前

移籍市場注目!? Jリーグで輝く若き逸材5人【GK/DF編】移籍か残留。去就に注目が集まる男

シリーズ:Jリーグで輝く若き逸材5人 text by 編集部 photo by Getty Images

GK:谷晃生


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年11月22日(21歳)
所属クラブ:湘南ベルマーレ
2022リーグ戦成績:31試合出場

 谷晃生が持つGKとしての能力は、年齢関係なしにJリーグトップクラスと言っていいだろう。FIFA U-17ワールドカップと東京五輪で守護神を務め、10代のころから高く評価されてきた。カタールワールドカップのメンバー入りは叶わなかったが、期限付き移籍している湘南ベルマーレでの3年間で大きく成長している。

 190cmの体躯を活かしたダイナミックなセービングに加え、ペナルティーエリア内の広範囲をカバーするハイボール処理でピンチを未然に防いでいる。今季はディストリビューションの判断と精度の向上が印象的で、ゴールの起点となるシーンもあった。本人は「苦手」と言うものの、東京五輪の準々決勝や、今季第34節で見せたPKセーブは圧巻だった。

 湘南での3年目のシーズンを終えたが、アカデミー時代から在籍するガンバ大阪に保有権がある。そのガンバでは東口順昭が素晴らしい活躍を見せているだけに、谷の去就は流動的だ。先月からは英語コーチング・プログラム「TORAIZ(トライズ)」を開始しているが、過去に同プログラムを修了した中山雄太や守田英正のように海外に活躍の場を移すことはあるのだろうか。

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