DF:麻田将吾
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年7月6日(24歳)
所属クラブ:京都サンガ
2022リーグ戦成績:32試合0得点1アシスト
ロアッソ熊本とのJ1参入プレーオフ決定戦の結果いかんによって去就は大きく変わってくるが、麻田将吾にとって今季は大きな飛躍のシーズンとなったことは間違いない。J1昇格に大きく貢献した昨季に続き、自身初挑戦となったJ1でもチームトップタイの31試合に先発するなど、チームに欠かせない存在として年間を通じてプレーしていた。
186cmという体躯を活かした空中戦の強さが武器で、ハイラインを敷く京都サンガのディフェンスラインにおいて、広大なスペースをカバーするスピードは不可欠となっている。希少な左利きセンターバックというのも魅力だ。やや簡単に裏を取られてしまうシーンが散見されるのは課題だが、絶妙なインターセプトからカウンターに繋げたシーンは何度もあった。
昨季の京都がJ2リーグ最少失点、今季も最小と3差の38失点だったことが、麻田の守備力の高さを表している。京都の一員として残留を勝ち取ることが目下の目標だが、その一挙手一投足は他クラブも気にしているはずだ。