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明治安田生命J1リーグは全日程を終え、J1参入プレーオフ決定戦を控える京都サンガ以外はオフシーズンに入った。オフシーズン最大の注目はやはり選手の移籍になるだろう。そこで今回は、2022シーズンにJ1~J3で活躍した25歳以下のGKとDFから、去就に注目したい選手を独自の視点で5人をピックアップして紹介する。
DF:立田悠悟
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年6月21日(24歳)
所属クラブ:清水エスパルス
2022リーグ戦成績:26試合0得点0アシスト
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2度のリードを守り切れず逆転負けを喫した最終節が象徴するように、今季の清水エスパルスは勝負所で弱さを露呈した。大事な場面で失点を繰り返す一因は、ディフェンスラインの一角を担う立田悠悟にもあるかもしれないが、その能力の高さは決して否定できないものがある。
191cmの長身を活かした空中戦の強さはチーム随一だ。2年連続で無得点だったが、2020年は2得点を挙げている。サイドバックとしてプレーした経験もあり、広い範囲をカバーできるスピードも特徴だ。右利きでありながら、逆足でも精度の高いロングフィードを蹴るのも立田の武器である。
12歳から過ごす清水エスパルスに対する愛着は人一倍強く、2019年にクラブ史上最年少で副キャプテンを任されたように、クラブからの期待も大きい。ただ、降格したことで、他クラブが狙う可能性は十分にある。清水はここ数年、失点の多さが目立つが、ディフェンスが組織されたチームであれば立田の身体能力は活きるかもしれない。