4位：武藤嘉紀（ヴィッセル神戸）

生年月日：1992年7月15日
市場価値：220万ユーロ（約2.6億円）
2022リーグ戦成績：26試合6得点3アシスト

　FC東京とマインツで活躍し、2018年のロシアワールドカップメンバーにも選出された武藤嘉紀だったが、ロシアW杯後に移籍したニューカッスルで沈黙し、評価を大きく下げることに。その後スペインのエイバルにレンタルし再起を図ったが、ここでも振るわなかった。

　それでも昨年夏にヴィッセル神戸へ移籍しJリーグ復帰を果たすと、輝きを取り戻す。1年目はJ1の14試合で5得点8アシストをマークし3位フィニッシュに貢献。今季は怪我に悩まされてしまったが、リーグ戦では大迫勇也と並んでチーム2位タイとなる9得点に直接関与した。シーズン中には、怪我で無念の離脱となったものの、EAFF E-1サッカー選手権2022に臨む日本代表メンバーにも選出されている。

　しかし、市場価値は年齢的な理由もあってか下降続きだ。ニューカッスル在籍時に1000万ユーロ（約12億円）あった金額は、現在220万ユーロ（約2.6億円）に落ち着いている。神戸で圧倒的な活躍を披露しない限り、下落は止められないだろう。