8位:ヤクブ・シュヴィルツォク(名古屋グランパス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1992年12月28日
市場価値:200万ユーロ(約2.4億円)
2022リーグ戦成績:0試合0得点0アシスト
ポーランド、ドイツ、ブルガリアでのプレーを経験し、2021年夏に名古屋グランパスの一員となった。昨季のJ1リーグではハイペースで得点を奪い、YBCルヴァンカップでは優勝に貢献。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではラウンド16の大邱FC戦でハットトリックと、非凡な活躍を見せていた。
しかし、事件は起きた。昨年10月のACL準々決勝、浦項スティーラーズ戦後のドーピング検査でA検体から禁止物質が検出されたことが発表され、暫定的な活動停止処分が下されることに。さらにその後、クラブが再検査を要請したB検体からも禁止物質が確認。これを受け、今年10月にAFC(アジアサッカー連盟)より4年間の活動停止処分が命じられることになったのだ。
ポーランド人FWの現在の市場価値は200万ユーロ(約2.4億円)でJリーグ8位となっているが、もはや金額のアップダウンは重要ではないだろう。同選手は、プロ生命の危機に瀕している。