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Jリーグ 2年前

もう1度見たい! 戻ってきてほしい外国人元Jリーガー5人。海外でも存在感を放つ男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:マイケル・オルンガ


【写真:Getty Images】


生年月日:1994年3月26日
在籍したJリーグクラブ:柏レイソル
現所属クラブ:アル・ドゥハイル(カタール)
22/23リーグ戦成績:7試合5得点0アシスト

 マイケル・オルンガは2018年夏に柏レイソルに加入。同クラブは284万ユーロ(約3.4億円)もの移籍金を支払ったとされているが、この金額が安く思えるほど、同選手のJリーグでの活躍は凄まじかった。

 シーズン途中に加入したこともあり、2018シーズンはリーグ戦10試合3得点に留まったが、翌シーズンに入ると本領を発揮。J2リーグ戦30試合で27得点をマークし、柏をJ2優勝&1年でのJ1復帰に導いた。中でも圧巻だったのは、第42節の京都サンガF.C.戦だ。前半だけでハットトリックを達成すると、後半には5得点をマーク。計8得点を決め、Jリーグでの1試合最多得点記録を樹立した。

 J2での勢いはJ1でも止まることを知らず。開幕戦で2得点を決めると、第5節から7試合連続ゴールを記録。第7節のベガルタ仙台戦ではJ1で初のハットトリックを達成した。同シーズンの柏は7位に終わったが、オルンガはJ1リーグ戦32試合28得点の活躍で得点王とJリーグ最優秀選手賞の2冠に輝いた。

 この活躍により、オルンガは2019シーズン終了後にカタールのアル・ドゥハイルへ移籍金600万ユーロ(約7.2億円)で加入したが、ここでも1年目からリーグ戦20試合22得点をマーク。いきなり得点王に輝くと、今季はリーグ戦7試合5得点、国内カップ戦では3試合7得点と変わらず得点を量産している。同選手は現在28歳。Jリーグ歴代屈指のストライカーの活躍をまた日本で見たいが、この男のJリーグ復帰はあるだろうか。

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