FW:大黒将志
【写真:Getty Images】
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日韓ワールドカップ後に始動したジーコジャパンは、約4年間で72試合を行った。2005年に初招集された大黒将志はそのうち21試合に出場し、5得点をマークした。途中出場が主であり、ゴールも少ないが、このFWのゴールはどれも印象的なものだった。
最も印象的なゴールと言えば、2005年2月に行われたアジア最終予選、北朝鮮代表戦でのものだろう。1-1の状況で途中出場した大黒は、誰もがこのまま終わると思った後半アディショナルタイム、ペナルティーエリア内で左足を振り抜きゴール。日本代表を土壇場で勝利に導いた。
2005年のコンフェデレーションズカップでは、グループリーグ第2戦のギリシャ代表戦で途中出場から決勝ゴールを決めた。続くブラジル代表戦でも、途中出場から試合終了間際に同点ゴールを奪取。ポストを叩いた中村俊輔のFKを押し込んだ。ドイツワールドカップでは無得点に終わったが、スーパーサブとして起用された大黒の活躍は、ジーコジャパンを語る上では欠かせない。