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なぜか…ドイツワールドカップで輝けなかった5人の名手。世界中を裏切ったファンタジスタとは?

シリーズ:ワールドカップで輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ロナウジーニョ(元ブラジル代表)

1122-ロナウジーニョ
【写真:Getty Images】


生年月日:1980年3月21日
ドイツワールドカップ:5試合0得点1アシスト

 世界最高のファンタジスタ、ロナウジーニョは2002年に行われた日韓W杯に出場。5試合2得点3アシストの活躍で、5度目のW杯優勝に貢献した。そして翌年、バルセロナに移籍したこの男は、世界最高の選手へと駆け上がっていく。

 2004年から2年連続でFIFA年間最優秀選手に選出されると、2005年にはバロンドールと FIFPro年間最優秀選手賞も受賞。バルセロナでもリーグ2連覇やチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、名実ともに世界最高の選手となった。そして2006年、国中の期待を背負い、ドイツW杯に出場。ロナウド、カカなど名だたるメンバーと共に6度目の優勝に挑んだ。

 しかし、「ロナウジーニョのための大会」とまで言われた本大会で結果を残したのは、日本代表戦の1アシストのみ。初戦から低調なパフォーマンスが続き、世界NO.1の活躍は見る影もなく、準々決勝でフランス代表に敗戦。史上最強と謳われたカナリア軍団は、ティエリ・アンリの一撃に沈み、ベスト8で姿を消した。

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