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もう見たくない…。インテルで嫌われた5人。手が付けられなかった悪童にあの怪物FWも

シリーズ:嫌われた5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ジョアン・マリオ(ポルト/ポルトガル)


【写真:Getty Images】


生年月日:1993年1月19日
インテル通算成績:64試合4得点11アシスト

 インテルで大きく期待を裏切ったのが、MFジョアン・マリオだ。

 2016年夏に4500万ユーロ(約65億円)の移籍金でインテルにやってきたジョアン・マリオは、1年目でリーグ戦30試合に出場して3ゴール5アシストという微妙なスタート。2年目は背番号を10にかえて主軸を担うはずだったが、ルチアーノ・スパレッティ監督の信頼を得られず、シーズン途中にウェスト・ハムへレンタルされている。

 ウェスト・ハム加入はレンタルだったが、「イタリアは好きじゃない」と発言するなどして物議を醸した。その後謝罪したものの、レンタルから復帰したあともインテルでパッとすることはなかった。

 その後、ジョアン・マリオはロコモティフ・モスクワとスポルティングCPへのレンタルを経験したあと、昨年夏にインテルとの契約を解除してベンフィカに加入。現在はその契約解除が原因でスポルティングCPから損害賠償を請求されている。スポルティングCPから同選手を獲得する際、インテルはポルトガルでの優先交渉権はスポルティングCPにあるとし、その他のポルトガルのクラブに売却する際は3000万ユーロ(約43億円)を支払わなければいけない契約を交わしていたとのこと。これを逃れるための契約解除だとスポルティングCPは指摘している。

 契約問題についてジョアン・マリオの落ち度は何もないとしても、4500万ユーロを投じた選手がゼロで出ていっただけでもクラブにとっては大きな痛手だ。

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