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鎌田大地が止まらない。大活躍の背景は? フランクフルトのキーマンに【欧州CL分析コラム】

text by 編集部 photo by Getty Images

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 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第6節が現地1日に行われ、アウェイに乗り込んだアイントラハト・フランクフルトはスポルティングCPに2-1の逆転勝利を収めた。この結果によりフランクフルトはクラブ史上初のCL決勝トーナメント進出が確定。立役者となったのは鎌田大地だった。(文:舩木渉)



試合の流れを変えた選手交代と配置転換


【写真:Getty Images】

 鎌田大地が止まらない。

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 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第6節が現地1日に行われ、アイントラハト・フランクフルトはスポルティングCPに2-1で勝利を収めた。

 この試合で勝ち点3を積み上げたフランクフルトは、クラブ史上初のCL決勝トーナメント進出を果たしている。スポルティングCPに先制される展開で、逆転勝利の立役者となったのが鎌田だった。

 ともに2位以内でのグループステージを突破がかかっており、前半は慎重な立ち上がりになった。両チームともビッグチャンスが少なく、リスクを最小限に抑えながら様子をうかがう時間が続く。

 そんな中でスポルティングCPは先制に成功した。39分、フランクフルト陣内でボールを奪ってショートカウンターを繰り出し、FWアルトゥール・ゴメスがゴールネットを揺らす。失点したフランクフルトは決勝トーナメントへ進むために2点が必要になった。

 しかし、前半はなかなかプレスがはまらず、効果的な攻撃ができないまま終了。鎌田は3-4-2-1のダブルボランチの一角で出場していたものの、前線へ効果的なパスを配球できず、いつものようにゴール前へ飛び出していく機会も少なかった。

 それでもフランクフルトは後半にスコアをひっくり返した。鍵になったのは、やはり鎌田だった。オリバー・グラスナー監督はハーフタイム明けに最初の交代カードを切り、MFイェスパー・ランドストラムを下げてMFセバスティアン・ローデを投入する。

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