第2戦:コスタリカ代表戦
第1戦次第で第2戦の戦い方は変わってくるが、グループリーグの相手を見ると、コスタリカ代表戦で勝ち点3が欲しいのはほぼ間違いない。と同時に、簡単に勝ち点3が取れるような相手ではないことも忘れてはいけない。
他の2試合とは違い、ボールを持つ時間は長くなるはずだ。となると、シュミット・ダニエルを最後尾に据えるのも理にかなっている。精度の高いクロスを持つ中山雄太、ビルドアップ能力とカバーリング能力を兼ね備えた冨安健洋がサイドバックには適任だ。センターバックはカウンターへの対応力を加味して伊藤洋輝、板倉滉を入れたい。板倉のコンディション次第では冨安に連戦を強いることになるかもしれない。
遠藤航と守田英正のダブルボランチに関してはアンタッチャブルだ。田中碧や柴崎岳も考えられるが、起用はどうしても得点が必要な場面に限定されるだろう。伊東純也、鎌田大地も同様に外せず、スペースを埋められたところでも打開できる三笘薫をスタートから起用するのも有効な選択肢になるはずだ。
1トップはボックス内で良さが出る上田綺世が適役だ。得点力のある1トップと2列目でリードを奪い、南野拓実や前田大然を投入して試合をクローズさせる展開に持ち込みたい。