セルティック(古橋亨梧・旗手怜央・前田大然・井手口陽介)最新ニュース
ヴィッセル神戸DF小林友希、セルティック移籍か
セルティック移籍の可能性が伝えられているヴィッセル神戸のDF小林友希について、スコットランド紙『デイリー・レコード』が「ユウキ・コバヤシって誰? アンジェボールに新たな次元を追加する移籍ターゲット」という特集を掲載した。
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序盤は主に小林のこれまでのキャリアを紹介するもの。「セルティックで5人目の日本人選手になることが濃厚」という見立てだ。そのうえで「彼はセルティックに何をもたらすのか?」と、今後の見通しが考察されている。
神戸のアカデミーで育った22歳は「後ろから攻撃を組み立てることに長けたボールプレーDFとして注目されている」と、『デイリー・レコード』紙は分析した。Jリーグではセンターバックのみならず左サイドバックでも起用されてきたことにも触れられている。
さらに映像分析によってプレーや身体的な特徴にも言及されている。
「前の足(左足)で守ることを好み、空中戦にも強い。身長は185センチで、スコティッシュ・プレミアシップの平均より少し小さいだけだ。スコットランドはJリーグよりはるかにフィジカルの強さが求められる環境だが、古橋亨梧によって体格に関する懸念は払拭されている」
同紙はデュエルや空中戦などのデータがJリーグの平均を上回っていることも指摘し、「左利きのセンターバックは攻撃を組み立てる際にセルティックのディフェンスラインにバランスをもたらすだろう」と小林を高く評価しているようだ。
セルティックのセンターバック陣では今季、DFキャメロン・カーター=ヴィッカースと新加入のDFモリッツ・イェンツが主力を担っている。負傷中のDFカール・スターフェルトはもうすぐ復帰できる見込みだが、4番手のアカデミー出身DFスティーブン・ウェルシュはアンジェ・ポステコグルー監督の信頼をつかみきれていない。
来年1月にセルティックへ移籍が実現すれば、小林にとっては初めての欧州挑戦となる。ビルドアップの起点になれる左利きという武器で飛躍のきっかけをつかめるか。今後の動向に注目だ。
【了】