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アーセナルからレンタル中のモンツァDFが刃物で刺されて重傷。命に別状なし

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



パブロ・マリが事件に巻き込まれる

 アーセナルからイタリアのモンツァにレンタルで加入しているDFパブロ・マリが、現地時間27日夕方に刃物で刺された。イタリアメディアが伝えている。



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 パブロ・マリはこの日、ミラノ近郊のスーパーマーケットで買い物をしている際、事件に巻き込まれた。家族と買い物中だったパブロ・マリは、背中から刺されて病院に搬送されている。

 犯人は46歳の男で、精神疾患があるとのこと。現場ですぐに取り押さえられた。パブロ・マリのほかにも複数人を刺し、そのうちの1人であるスーパーマーケットの店員は死亡が確認されている。

 病院に運ばれたパブロ・マリのもとには、モンツァのアドリアーノ・ガッリアーニCEOやラファエレ・パッラディーノ監督が訪れた。同CEOによると、パブロ・マリは意識があり、命に別状はないとのこと。肺などの臓器にダメージはないが、背中の筋肉に大きな損傷があるため、28日に手術を受ける予定だ。

『レプッブリカ』によると、同クラブのシルヴィオ・ベルルスコーニ会長も心配しており、ガッリアーニCEOとパッラディーノ監督に何度も電話をしたが、つながらなかったようだ。

 衝撃のニュースを受け、イタリア国内のクラブだけでなく、レンタル元であるアーセナルもSNSを通じてメッセージを発信しており、パブロ・マリの容態を心配している。

 ガッリアーニCEOによると、面会したパブロ・マリは10月31日のボローニャ戦に出ると話していたそうで、「惨劇を目の前にしながら、彼の強さには驚かされる」とコメントしていた。

【了】

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