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Jリーグ 2年前

Jリーグ争奪戦!? J2で輝いた若き逸材10人。J1必見!? 移籍市場を賑わす有望株たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:菅田真啓(すがた・まさひろ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年6月28日(24歳)
所属:ロアッソ熊本
リーグ戦成績:40試合4得点0アシスト

 J2昇格初年度ながら快進撃でJ1参入プレーオフ出場を果たしたロアッソ熊本で、最終ラインを統率しているのが菅田真啓だ。大木武監督が就任した2020シーズンに加入した菅田は、シーズン終盤にレギュラーに定着。昨季は主力としてJ2昇格の立役者となり、今季もJ2で40試合に出場している。

 国見高校、福岡大学と強豪校を渡り歩いてきたが、大学時代は怪我により長いリハビリ生活を強いられるなど、決して順風満帆なキャリアではない。しかし、大木監督の下で磨かれたタイトなディフェンスはJ2でもトップレベル。元々空中戦の強さは菅田の特徴の1つだったが、今季はそれが攻撃面で開花。セットプレーのターゲットとなり、昨季までの2年間で1得点だったが、今季は4得点を記録している。

 4位でリーグ戦を終えたロアッソはあと3つ勝てばJ1昇格となる。もちろん、J1クラブが菅田を狙う可能性は十分にあるが、ロアッソサイドから見れば、赤黒のユニフォームを着てJ1の舞台に立つ菅田の姿を見たいはずだ。

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