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Jリーグ 2年前

Jリーグ争奪戦!? J2で輝いた若き逸材10人。J1必見!? 移籍市場を賑わす有望株たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:長谷川元希(はせがわ・もとき)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年12月10日(23歳)
所属:ヴァンフォーレ甲府
リーグ戦成績:40試合8得点4アシスト

 法政大学から加入した昨季、長谷川元希は大宮アルディージャユース時代の恩師・伊藤彰監督の下でヴァンフォーレ甲府の攻撃の軸を担った。チームは惜しくも3位でJ1昇格に届かなかったが、11・12月の月間MVPにも選ばれている。プロ2年目の今季は昨季を上回る8得点をマーク。守勢に回る時間が長かった天皇杯決勝では最前線の三平和司と守備陣を繋ぐべく奔走し、先制点の起点となるCKを蹴ったのは記憶に新しい。

 推進力のあるドリブルが持ち味で、シュートもうまい。ゴール前の密集エリアでもパスを引き出すテクニックがあり、わずかなシュートコースを射抜く技術もある。自ら決めるだけでなく、決定機を演出するパスセンスにも非凡な才能を持っている。

 チームが勝てなかった終盤戦はゴールから遠ざかったが、そのポテンシャルはJ1クラブも注目しているはずだ。J1での経験はないが、J2ではトップレベルのアタッカーに成長した。23歳と若く、将来性も秘めている。

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