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Jリーグ 2年前

Jリーグ争奪戦!? J2で輝いた若き逸材10人。J1必見!? 移籍市場を賑わす有望株たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:児玉駿斗(こだま・しゅんと)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年12月3日(23歳)
所属:徳島ヴォルティス
リーグ戦成績:37試合0得点9アシスト

 徳島ヴォルティスは惜しくも昇格を逃したが、児玉駿斗にとっては飛躍のシーズンとなった。ダニエル・ポヤトス監督の信頼を勝ち取り、リーグ戦37試合の出場で9アシストをマークしている。

 2018年3月、東海学園大学の2年生になる直前という異例の早さで児玉のプロ入りが内定した。翌月にはJFA・Jリーグ特別指定選手として名古屋グランパスでデビューを飾り、このシーズンはリーグ戦8試合に出場。しかし、その後は自身の怪我、風間八宏監督の解任などもあり、19年、20年はリーグ戦の出場がゼロ。正式に加入した21年も出番を得られず、9月にはSC相模原に育成型期限付き移籍していた。

 ドリブラーというイメージが強いが、完全移籍した徳島で与えられたポジションは中央。インサイドハーフで持ち前のテクニックを活かしてチャンスを作っていく。リーグ戦ではゴールがなかったが、9アシストはリーグ6位の好成績だ。風間監督時代の名古屋や今季の徳島など、チームのスタイルにフィットすれば、J1でも児玉の持ち味は生きるはずだ。

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