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もう見たくない…。レアル・マドリードで嫌われた5人。イタリアの悪童に現所属FWも

シリーズ:嫌われた5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ルカ・ヨヴィッチ(フィオレンティーナ/イタリア)


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年12月23日
レアル・マドリード通算成績:51試合3得点5アシスト

 チームの絶対的エースであるカリム・ベンゼマの控えとしてレアル・マドリードに引き抜かれたルカ・ヨヴィッチ。アイントラハト・フランクフルトで見せた活躍やクラブが6300万ユーロ(約75.6億円)という高額な移籍金を費やしたことから同選手には大きな期待が寄せられていた。

 しかし、絶対的エースの存在はあまりにも大きく、加入後の序列はベンゼマ、マリアーノに次ぐ3番手。20/21シーズンには古巣のフランクフルトに期限付き移籍で渡り、出場時間を得ながらも得点やアシストという数字で結果を残すことができず、レアル復帰後のカルロ・アンチェロッティ政権下では構想外が続いた。

 ピッチ上での存在感が皆無に等しかったヨヴィッチだったが、ジネディーヌ・ジダン監督やカルロ・アンチェロッティ監督が見切りを付けた大きな理由の1つとして挙げられるのがピッチ外での度重なる素行不良だった。2020年には母国からの帰国後、新型コロナウイルス蔓延防止により自主的な隔離を義務付けられたが同選手はこれを無視。交際中の女性の誕生日パーティーに参加し、批判を受けた。

 その後も負傷中にも関わらずBBQパーティーに参加するなど、プロフェッショナルとしての意識の低さに加え、パフォーマンスの低さから今夏クラブはヨヴィッチを放出することを決断。若きCFのマドリードでの旅はわずか3年で幕を閉じたのだった。

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