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大苦戦…。欧州で消えかけている逸材5人。将来有望だったが…。伸び悩むタレントたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ヘイニエル(ジローナ/U-23ブラジル代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2002年1月19日
22/23リーグ戦成績:6試合1得点0アシスト

 レアル・マドリードは2018年夏にヴィニシウス・ジュニオール、2019年夏にロドリゴといったブラジルの逸材を獲得。この次に白羽の矢が立ったのが、ヘイニエルだ。2019年にフラメンゴでトップチームデビューした同選手は、リーグ戦14試合で6得点をマーク。デビューからわずか5ヵ月にも関わらず、3000万ユーロ(約36億円)もの移籍金でレアルへの移籍を果たした。

 だが、欧州では未だにその才能を発揮できていない。2020年8月から2シーズンに渡りドルトムントへレンタル移籍に出されたが、20/21シーズンのリーグ戦出場は14試合、21/20シーズンは13試合に留まり、2シーズンでわずか1得点しか決めることが出来なかった。
 
 今夏にレンタルで加入したジローナではリーグ戦第3節で初先発を飾ると、次節には加入後初得点をマーク。幸先良いスタートを切ったかに思われたが、10月に入ると筋肉系のトラブルによりリーグ戦4試合の欠場を余儀なくされた。欧州リーグ3季目となる今季に結果を残すことができなければ、いくら逸材と言えどレアルでの未来は危うくなるだろう。

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