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現サッカー界ではキリアン・エムバペ、アーリング・ハーランドを始めとする数多くの若手選手が活躍し、チームの中心となっている。しかし、中には将来を大きく期待され、逸材と呼ばれながらも影を潜めた選手も少なくない。今回は、そんな存在感が消えかけている逸材5人を紹介する。
ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリード/ポルトガル代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1999年11月10日
22/23リーグ戦成績:10試合0得点3アシスト
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ベンフィカが生んだ超逸材、ジョアン・フェリックスのデビューシーズンは衝撃的だった。18/19シーズンのリーグ第2節でトップチームデビューを果たすと、1年目にしてリーグ戦26試合で15得点9アシストをマーク。さらに、UEFAヨーロッパリーグではフランクフルトとの準々決勝1stレグで同大会史上最年少でのハットトリックを達成し、一気にその名を世界に轟かせた。
その活躍により”C・ロナウド2世”と呼ばれたこの男は、2019年のゴールデンボーイ賞を受賞。同年7月に19歳にしてポルトガル人選手史上最高額となる移籍金1億2720万ユーロ(約153億円)でアトレティコ・マドリードへ移籍を果たした。
しかし、アトレティコではベンフィカ時代の活躍は影を潜めている。1年目から負傷離脱を繰り返すフェリックスは、1シーズン通して安定した活躍をみせることが出来ていない。20/21シーズンには7年ぶりのリーグ優勝に貢献したが、今季はリーグ第7節からベンチを温める日々が続いている。かつての輝きを失いつつあるこの逸材は、果たして復活することが出来るだろうか。