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冨安健洋、サウサンプトン戦で評価落とすも…
アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋は最近、リーグ戦で先発起用される回数が増えた。現地時間23日に行われたプレミアリーグ第13節のサウサンプトン戦ではフル出場を果たしたが、このまま先発起用し続けるべきかどうかについて議論が巻き起こっている。英紙『フットボール・ロンドン』が報じた。
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リバプール戦でモハメド・サラーの攻撃を封じた冨安は評価を高め、それ以降の試合でポジションを争うライバルを一歩出し抜く形となった。ミケル・アルテタ監督から頼りにされており、サウサンプトン戦でもプレミアリーグ3試合連続で先発起用されている。ただ、1-1の引き分けに終わったサウサンプトン戦では、現地メディアがチーム最低タイの評価を下すなど、厳しい見方を示した。
一方で、同紙の二人のライターの意見は分かれている。同紙のカヤ・カイナック記者は「次節のノッティンガム・フォレスト戦でキーラン・ティアニーを先発に復帰させるべき」と主張し、理由として「冨安には、ティアニーにはない両足でのビルドアップや、オレクサンドル・ジンチェンコに似たドリブルでの攻め上がりが見られるが、タッチライン際で左足にプレスをかけられると苦戦を強いられてきた。リーズ・ユナイテッドもサウサンプトンも、冨安をターゲットにして同じことをした」と、弱点を見抜かれたことを指摘している。
それとは逆に、ベイリー・キョウ記者は「ワールドカップ前のプレミアリーグ最後の試合となるウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦では、アダマ・トラオレの脅威を排除しなければならない。冨安は他の左サイドバックと比較しても、その点では最も得意とするところだ。プレミアリーグの今後の直近3試合のうち2試合は、ワイドエリアでの守備が非常に難しいため、冨安はポジションを維持するはずだ」と語り、先発継続を支持している。
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