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アストン・ビラでは成績不振で解任
アストン・ビラの監督を解任される結果に終わったスティーブン・ジェラード氏だが、予想外のチームで監督業復帰を果たす可能性もあるのかもしれない。イングランド代表の次期監督候補の一人になるとも予想されている。
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リバプールとイングランド代表のレジェンドであるジェラード氏はスコットランドのレンジャーズで監督としてのキャリアをスタート。2020/21シーズンには宿敵セルティックの9連覇を阻んでリーグ優勝を飾るなど成功を収め、昨年11月にアストン・ビラに引き抜かれる形でプレミアリーグに移った。
だが昨季を14位の成績で終えたあと、今季は第12節を終えた時点で降格圏間際の17位に低迷。フラムに敗れた20日の試合後にクラブはジェラード監督の解任を発表した。
順調な船出をみせた監督キャリアを一歩後退させた形となったが、次は国際舞台で戦うことになるのかもしれない。イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督がカタールワールドカップ後に退任したとすれば、その後任を務める可能性があるとの見通しも伝えられている。
「彼が次期イングランド代表監督候補の一人になったとしても、私としては驚かない」と元イングランド代表FWのダレン・ベント氏は英『トークスポーツ』にコメント。「彼が就任すべきだとは思わないが、FA(イングランドサッカー協会)はそういうものだ。過去にシステムの中にいた人間を好むんだ」と理由を説明している。
サウスゲート監督は2016年からイングランド代表を率い、2018年ワールドカップで4位、ユーロ2020(欧州選手権)で準優勝と好成績を収めてきた。昨年11月には2024年まで契約を延長し、現時点ではユーロ2024まで指揮を執る予定となっている。
【了】