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冨安健洋の左SB継続に反対意見も。現地メディアがアーセナルに提言する布陣とは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



リーグ戦では3戦連続先発左SBの冨安

 アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、ここのところ左サイドバックでの先発起用が続いている。だが23日のサウサンプトン戦をドローで終え、現地メディアからは起用法に異論を唱える声も上がり始めた。



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 今季は開幕からなかなか先発出場の機会を得られていなかった冨安だが、リーグ戦初先発となった今月9日のリバプール戦ではこれまでアーセナルで務めてきた右ではなく左SBで勝利に貢献。そのままリーズ戦、サウサンプトン戦と3試合連続で先発左SBを務めることになった。

 だがサウサンプトンでアーセナルはドローに終わり、公式戦での連勝が8でストップ。英紙『ミラー』では、「ミケル・アルテタ(監督)が行うべきラインナップ変更」として、冨安ではなくキーラン・ティアニーの左SB起用を主張している。

 今季はオレクサンドル・ジンチェンコと左SBのポジションを争っていたティアニーだが、最近数試合はジンチェンコが負傷で欠場しながらも冨安に出場機会を奪われる形となった。だがサウサンプトン戦では交代出場から好プレーを見せたとして高い評価を受けている。

 右SBのポジションでは、センターバックを本職とするベン・ホワイトが引き続き高いパフォーマンスを見せ続けている状況。次節のノッティンガム・フォレスト戦に向けて英紙は、「ティアニーあるいはホワイトではなく冨安の起用を支持する者は少ないだろう」と見通しを示した。冨安は守備面のプレーが高く評価されているが、アーセナルの優勢が見込まれる試合では攻撃面に優れるティアニーを選ぶべきとの見方だ。

 元アーセナルFWのケビン・キャンベル氏も『Ladbrokes』に対し、リバプール戦でモハメド・サラーを抑えた冨安のパフォーマンスを称賛しながらも、「リーズ戦で冨安が先発した理由は分からない」とコメント。「リバプール戦の仕事のご褒美だったかもしれない」としながらも、ティアニーを起用するべきだったと主張している。

【了】

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