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何があった…? マンチェスター・ユナイテッドで嫌われた5人。歓迎されなくて当然な選手たち

シリーズ:嫌われた5人 text by photo by Getty Images

MF:アンヘル・ディ・マリア(ユベントス/イタリア)


【写真:Getty Images】


生年月日:1988年2月14日
マンチェスター・ユナイテッド通算成績:32試合4得点12アシスト

 14年夏にルイ・ファン・ハールを新監督に招聘したマンチェスター・ユナイテッド。その目玉補強として獲得したのが、前シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でマン・オブ・サ・マッチに輝き、同年夏のブラジルワールドカップでアルゼンチン代表の準優勝に貢献していたアンヘル・ディ・マリアだった。

 過去にデビッド・ベッカムやクリスティアーノ・ロナウドらが背負った7番を着用し、8節までに3得点4アシストと躍動。9月のクラブ月間最優秀選手賞を受賞するなど最高のスタートを切ることに成功した。しかし、それ以降は失速。プレミアリーグでの最後のゴールは7節となり、30節以降は先発メンバーにすら名を連ねなかった。そしてシーズン終了後にパリ・サンジェルマンへと去っていった。

 なぜこれほどまでに失速したのだろうか。その一つの理由は指揮官との対立だったようだ。「監督(ファン・ハール)と問題があった。ある日、彼と喧嘩したんです。それが僕の足かせとなった」と、ディ・マリアは後のインタビューで語っている。

 それ以外にも自宅に強盗未遂の可能性があるなどプライベートでも問題が重なり、ディ・マリアの奥さんは「全てが酷かった」「マンチェスターでの生活は最悪だった」などユナイテッド時代の生活を酷評。期待以上の活躍ができなかったこと、そして退団後の度重なる非難によってユナイテッドサポーターには嫌われてしまったようだ。


【了】

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