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何があった…? マンチェスター・ユナイテッドで嫌われた5人。歓迎されなくて当然な選手たち

シリーズ:嫌われた5人 text by photo by Getty Images

FW:ロメル・ルカク(インテル/イタリア)


【写真:Getty Images】


生年月日:1993年3月15日
マンチェスター・ユナイテッド通算成績:96試合42得点13アシスト

 16年夏のポール・ポグバの加入、そして17年夏のロメル・ルカクの加入で多くのマンチェスター・ユナイテッドのサポーターはタイトル獲得を確信しただろう。しかし、結果的にルカクが在籍した2年間でトロフィーを掲げることは一度もなかった。

 かと言ってユナイテッドで全く活躍ができなかったわけではない。1年目の2017/18シーズンはプレミアリーグで16ゴール、UEFAチャンピオンズリーグで5ゴールを記録。これはいずれもチーム最多だった。しかし、「シックスポインター」となる可能性が高い対ビッグ6との試合では全く活躍できず、10試合で1ゴールという結果に終った。

 ビッグマッチで活躍できないことに対しての批判が強くなり、2年目の2018/19シーズンはさらにゴール数が減少。特に顕著だったのが、オーレ・グンナー・スールシャールが暫定監督に就任して以降で、2019年の年明けからの半年間でゴールネットを揺らした試合は3試合に留まった。

プレー面で精彩を欠いた上に遅刻癖や機密情報のSNS掲載、古巣アンデルレヒトの練習に無断参加など素行不良も目立つようになり、19年夏にインテル移籍が決定した。ルカクのマンチェスターでの旅はわずか2年で幕を閉じたのだった。

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