マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース

試合中帰宅で状況はさらに悪化

　マンチェスター・ユナイテッドは、FWクリスティアーノ・ロナウドをフリーで放出することを検討しているとの報道もある。もし退団することになれば、獲得に手を挙げるクラブは出てくるのだろうか。

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　夏の移籍市場で退団騒動を起こして以来、ユナイテッドに残留しながらも先発での出場機会が激減していたC・ロナウド。19日に行われたトッテナム戦では試合終了を待たずにベンチから帰宅してしまうという新たなトラブルを起こし、同選手を取り巻く状況はさらに悪化しつつある。

　ユナイテッドはC・ロナウドに対して1試合ベンチ入り禁止の処分を下し、加えて高額の罰金処分を科すとの報道もある。1月の移籍市場でC・ロナウドが他クラブへの移籍を模索する可能性は以前から噂されていたが、ユナイテッドはたとえ獲得を希望するクラブがなくとも契約を解除する考えではないかとの憶測も出てきている。

　夏に退団を希望したC・ロナウドが結局残留することになったのも、高額年俸などがネックとなり獲得に動くクラブが出てこなかったことが一因だと考えられている。その状況は現在も変わらないようだ。

　英『ESPN』などが伝えたところによれば、たとえユナイテッドがC・ロナウドをフリーで手放すつもりだとしても、現時点で同選手の獲得に具体的な関心を示すクラブはない状況だという。唯一サウジアラビアからの関心は伝えられるが、それもオファーにまで発展してはいないとみられている。

　一部では、夏にもC・ロナウドの移籍先候補と噂されたチェルシーが関心を再燃させるのではないかとの報道もある。アイルランド『サンデー・ワールド』が伝えたところによれば、チェルシー側は今季末までの短期契約にもう1年の延長オプションを設定する形のオファーを検討しており、C・ロナウド側には移籍実現のため給与を引き下げる意思があるとされている。

【了】