FW:アドナン・ヤヌザイ(セビージャ/スペイン)
生年月日:1995年2月5日
ベルギー代表通算成績:15試合1得点2アシスト
W杯を2度経験しているアドナン・ヤヌザイは、3大会連続出場が厳しい状況だ。
マンチェスター・ユナイテッドのアカデミーで育った有望株だったヤヌザイは、2014年に19歳でA代表デビューを果たした。その後、2014年と2018年にW杯出場を果たしたが、順風満帆のキャリアとはいかず、周囲の期待ほどの成長は見せられていない。
それでも、昨季はレアル・ソシエダでコンスタントにプレーし、今年は3月と5月に代表招集を受けた。2021年に開催されたユーロ2020(欧州選手権)では選考から外れたものの、予備メンバーには入っていることからも、ロベルト・マルティネス監督の頭には入っていることだろう。
ただし、現状は厳しいと言わざるを得ない。昨季限りでソシエダを退団したヤヌザイはその後セビージャと契約したが、今季は満足に出られていない。ここまでラ・リーガの出場はゼロ。チャンピオンズリーグで3試合に出ているが、いずれも途中出場だった。アピールしたい立場でありながら試合に出られないのは、致命的かもしれない。