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落選の危機!?ドイツ代表、W杯メンバー当落線上の5人。ガラスの天才、実績豊富なGKも

シリーズ:当落線上の5人 text by photo by Getty Images

ベルント・レノ(フラム/イングランド)


【写真:Getty Images】


生年月日:1992年3月4日
ドイツ代表通算成績:9試合10失点

 ドイツは現代表の主将マヌエル・ノイアーをはじめ、オリヴァー・カーンら名選手を数多く輩出している「GK大国」で知られる。現代表におけるGKの選手層は世界トップクラスでノイアー、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、ケヴィン・トラップと続く。彼らがいることで実力者であるベルント・レノですらカタール行きの雲行きが怪しくなっている。

 昨季序盤までアーセナルで正GKを務めていたレノだったが、アーロン・ラムズデールにポジションを奪われる形で2番手に降格し、今夏に同じプレミアリーグに所属するフラムへと活躍の場を求めた。フラムでは正GKに定着しており、好守を連発している。

 それでも9月の代表戦での復帰は叶わなかった。ハンジ・フリック監督は「レノとも話をしている。夏フラムへと移籍し、そこでまずはリズムを掴むことが大切だよ」と会見で直接言及するなど代表メンバーの候補の一人であることは示唆した。だが、ホッフェンハイムのオリヴァー・バウマン同様に先述した3名のワーストクラスのGKの間に入っていくのはハードルがあまりにも高く、彼らの負傷離脱などの緊急事態がなければカタール行きは難しいかもしれない。

【了】

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