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約1ヶ月後に迫ったカタールワールドカップでは従来の23名ではなく、26名の選手を招集することができる。しかし、狭き門であることに決して変わりはない。とくに、いわゆる“強豪”と評される国の選手たちのサバイバルは熾烈だ。今回は、確かな実力を持ちながらも当落線上にいるドイツ代表の5人を紹介する。
FW:カリム・アデイェミ(ドルトムント)
【写真:Getty Images】
生年月日:2002年1月18日
ドイツ代表通算成績:4試合1得点1アシスト
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昨季カリム・アデイェミはザルツブルクに所属していたオーストラリア・ブンデスリーガの得点王に輝き、今夏に同じくザルツブルクOBであるアーリング・ハーランドと入れ替わる形でドルトムントに加入した。しかし、十分に結果を残しているとは言えず、それに伴いドイツ代表での立場も危うくなっている。
本来であれば体格やプレースタイルこそ異なるが、ハーランド同様に得点量産を期待されていた。だが、現時点では怪我の影響もあり、ブンデスリーガでは10節終了時点で0得点0アシストという結果に終っている。こうしたことから9月の代表戦では選外となった。
現在のドイツ代表はストライカー不足に悩まされており、特に足りないのがボックス内で高さと強さを発揮する典型的なストライカータイプの選手だ。スピードが持ち味のアデイェミと似たようなタイプの選手は、ティモ・ヴェルナーやレロイ・サネがいるため、代表における希少性が高いわけではない。逆に先述したストライカータイプの選手の招集の可能性が噂されており、ブレーメンのニクラス・フュルクルクのような選手の方が現在のドイツ代表では価値が高そうだ。