Jリーグ 最新ニュース
追いつかれるも後半ATに勝ち越し
【FC町田ゼルビア 1-2 ヴァンフォーレ甲府 J2第41節】
明治安田生命J2リーグ第41節のFC町田ゼルビア対ヴァンフォーレ甲府戦が19日に行われ、アウェイの甲府が2-1で勝利を収めた。
【今シーズンのJリーグは「DAZN for docomo」で!
いつでもどこでも簡単視聴】
16日には天皇杯決勝でPK戦の末にサンフレッチェ広島を下し、J2勢ながらも歴史的な初優勝を飾った甲府。一方でJ2ではリーグ戦7連敗中であり、辛うじて残留は決めたものの低迷が続いている状況だった。
歓喜の瞬間から中2日での開催となったリーグ戦に、甲府はフィールドプレイヤーの先発選手を全員入れ替え。だが広島戦でPKストップによるヒーローとなったGK河田晃兵だけは決勝に続いて先発した。
前半42分には加入後初の先発起用に応えたブラジル人FWイゴールが甲府に先制ゴールをもたらす。河田からのロングボールで一気に前線へ抜け出したウィリアン・リラがエリア右でボールを収め、マイナスに戻したボールに走り込んだイゴールがクロスバー下部を叩いてネットに収まる強烈なシュートを突き刺した。
甲府はこのリードを守りきれず、85分には町田が同点。右CKからのクロスがファーサイドに流れたところを太田修介が拾って折り返し、最後は交代出場の鄭大世が頭で合わせて流し込んだ。
だが最後は甲府が、天皇杯でも見せた不屈の闘志を再び発揮する。諦めることなく攻め続け、アディショナルタイムも残りわずかとなった94分にW・リラが頭で劇的決勝ゴール。7連敗をストップし、リーグ戦では実に8月6日以来となる12試合ぶりの白星を挙げた。
【得点者】
42分 0-1 イゴール(甲府)
85分 1-1 鄭大世(町田)
90+4分 1-2 ウィリアン・リラ(甲府)
【了】