FW:ロドリゴ(レアル・マドリード/スペイン)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年1月9日
ブラジル代表通算成績:7試合1得点0アシスト
ブラジル代表の有望株の1人であるロドリゴは、18歳の時に移籍金4500万ユーロ(約54億円)でレアル・マドリードに完全移籍。加入後には着実に力を付けていき、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではパリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティ相手に得点を奪う大活躍を見せるなど、ここ数年間で最も飛躍した若手選手の1人だ。
そんなロドリゴが代表デビューを飾ったのは2019年11月のアルゼンチン代表戦だった。その後はU-23ブラジル代表でのプレーがメインとなったことや負傷などを理由に長期間フル代表から遠ざかることになったが、今年1月に発表されたメンバーには選出。翌月のパラグアイ代表戦で約の1年4ヶ月ぶりの出場を果たした。この試合ではわずか8分という出場時間しか得ることはできなかったが、この逸材は代表初得点となる1点を記録し、限られた時間の中でしっかりとアピールしてみせた。
しかし、カタールW杯への出場は黄信号と言ったところ。メンバー発表前最後のアピールの場になるはずだった先月シリーズではチッチ監督から声がかからず。また、ロドリゴが主戦場とするウィングはハフィーニャやアントニー、ネイマールやヴィニシウス・ジュニオールなど層が厚く、当然ながら競争が激しい。マドリーで爆発的な活躍を見せない限り、カタール行きは難しいかもしれない。
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