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22/23シーズンの欧州各国リーグが開幕してから約2ヶ月が経過し、チェルシーがトーマス・トゥヘルを、セビージャがフレン・ロペテギを解任するなどいくつかのクラブが監督交代を決断している。では、次に監督の座を降ろされてしまいそうな人物は誰なのか。今回は思うような結果が出ず苦しみ、解任の噂が出ている5人の監督を紹介する。
マッシミリアーノ・アッレグリ(ユベントス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1967年8月11日
今季リーグ戦成績:10試合4勝4分2敗(8位)
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昨季無冠に終わったユベントスは今季も引き続き勝ちきれない試合が続いており、マッシミリアーノ・アッレグリ監督への風当たりは日に日に強くなっている。
今季のユベントスは下位チームへと勝ち点の取りこぼしが目立っており、2節には10節終了時点で最下位のサンプドリアと引き分け、7節には昇格組のモンツァに”クラブ史上初のセリエA勝利”という大金星を献上した。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも苦戦を強いられており、4節終了時点で1勝3敗とグループHの3位に沈んでいる。2位ベンフィカとの勝ち点差は5と、残り2試合での逆転突破の可能性は限りなく低い。
アッレグリの解任の噂は開幕からずっとあったが、その論調がより強まったのが10月11日のマッカビ・ハイファ戦での敗北の後だ。しかし、アンドレア・アニェッリ会長は同試合の終了後に『スカイ・イタリア』のインタビューで更迭を否定。アッレグリは残ると明言したのだ。
しかし、クラブ内でもその意見はわかれているそうだ。先日は副会長のパベル・ネドベドも「アッレグリは残る」と明言したが、『コリエーレ・デラ・セラ』によると同氏は9月16日に行われた首脳陣の会議ではアッレグリの退任を進言していた模様だ。それでも続投しているのはアッレグリの高額な年俸や解任した際に発生する違約金、2009/10シーズンを最後にシーズン途中の監督解任がないなどさまざまな理由が考えられる。ポール・ポグバやフェデリコ・キエーザら主力の怪我など不運な部分もあるが、これ以上勝ち点を落とすとなると、さらに解任論に拍車がかかるだろう。