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Jリーグ 2年前

【レンタル組通信簿】名古屋グランパスから期限付き移籍した5人。気になる移籍先での現状は…

シリーズ:レンタル組通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

成瀬竣平(なるせ・しゅんぺい)


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年1月17日(21歳)
期限付き移籍先:ファジアーノ岡山
2022リーグ戦成績:30試合0得点1アシスト
移籍先での評価:C

 成瀬竣平は風間八宏元監督時代の2018年、17歳でJリーグデビューを果たした。2020シーズンは18試合、21シーズンは17試合に先発していた。長谷川健太監督が就任した今季はリーグ戦で出番がなく、4月5日にJ2ファジアーノ岡山への期限付き移籍が発表された。

 2年後のパリ五輪での活躍も期待される存在だ。6月のAFC U-23アジアカップには選ばれなかったものの、3月のU-23ドバイカップや5月のトレーニングキャンプには招集されている。岡山ではすぐにチャンスを与えられ、3バックと4バックを併用するチームの中で、ウイングバック、サイドバック、サイドハーフの両サイドを任される。

 推進力あるドリブルと積極的な攻撃参加が持ち味。名古屋のマッシモ・フィッカデンティ前監督の下でディフェンス能力も向上しており、両サイドをこなせる器用さも相まって岡山でも重宝されている。しかし、名古屋の両サイドは相馬勇紀、森下龍矢が不動の存在で、吉田豊ですら出場機会を得られていない状況だ。今のところ名古屋復帰への道のりは険しいかもしれない。

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