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黒歴史…フランスワールドカップで起きた最悪の事件5選。数々の蛮行に大荒れ試合も

シリーズ:ワールドカップで起きた最悪の事件5選 text by photo by Getty Images

オランダ代表対ベルギー代表


【写真:Getty Images】


開催日:1998年6月13日
試合結果:オランダ 0-0 ベルギー
得点者:なし

 フランスワールドカップ・グループE第1節のオランダ代表対ベルギー代表戦は、クラレンス・セードルフやパトリック・クライファートを擁したオランダ代表が試合序盤からペースを掴むと、後半は徐々にベルギー代表がチャンスを作る一進一退の攻防が繰り広げられていた。だが、あるプレーが原因で問題が起きた。

 0-0で迎えた80分、クライファートはボールを奪いに来たロレンツォ・スターレンスと交錯して転倒した。すると、接触した相手DFと口論に。これでフラストレーションが爆発したオランダ代表FWは、相手に対して肘打ちを見舞い一発退場。エースを欠いたオランダ代表はその後得点を奪うことが出来ず、試合は0-0の引き分けに終わった。

 ベルギー紙「HLN」によると、この接触プレー後にスターレンスは、当時強姦事件に関与したと報じられていたクライファートを強姦犯と罵ったという。オランダ代表FWはこの挑発に乗ってしまい、肘打ちを行ってしまったようだ。

【了】

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