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黒歴史…フランスワールドカップで起きた最悪の事件5選。数々の蛮行に大荒れ試合も

シリーズ:ワールドカップで起きた最悪の事件5選 text by photo by Getty Images

南アフリカ代表対デンマーク代表


【写真:Getty Images】


開催日:1998年6月18日
試合結果:南アフリカ 1-1 デンマーク
得点者:ベネディクト・マッカーシー(南アフリカ), アラン・ニールセン(デンマーク)

 1998年6月18日に行われたグループC第2節、南アフリカ代表対デンマーク代表の一戦は1-1で終了。引き分けに終わったが、この試合はフランスワールドカップで最も荒れた試合だった。

 前半から両チームに1枚ずつイエローカードが提示されると、試合は後半からさらにヒートアップしていった。66分にデンマーク代表FWミクロス・モルナーがボールを奪いに来た相手DFと衝突。避けようとした際に足を踏んでしまい、レッドカードを提示された。この2分後には、南アフリカ代表MFアルフレッド・フィリがドリブル中に相手選手を突き飛ばして一発退場。さらに、試合終盤にはデンマーク代表DFモアテン・ヴィーゴアストが後ろから相手選手の足を引っかけてしまい退場となった。

 大荒れとなってしまった要因は、上手く試合をコントロール出来ていなかった審判にもあるだろう。結果として、90分間で両チーム合わせて計7枚のイエローカード、さらに3枚のレッドカードが提示された。

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