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代表 2年前

カタールW杯戦力値ランキング【エクアドル代表】日本を苦しめた曲者集団。自慢は…

シリーズ:カタールW杯戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

オランダ代表

【写真:Getty Images】


戦力値ランキング:5位
監督:ルイ・ファン・ハール
予選成績:7勝2分1敗
FIFAランキング:8位
戦力値:87(攻撃22/守備22/選手層21/勝負強さ22)

 ユーロ2016(欧州選手権)、ロシアワールドカップ出場を逃したオランダ代表は強さを取り戻している。ただ、昨年のユーロはベスト16敗退という屈辱的な結果に終わった。しかし、それを立て直したのは3度目の監督就任となったルイ・ファン・ハール。監督交代後は欧州予選無敗という成績でワールドカップ出場権を掴んだ。

 キャプテンのフィルジル・ファン・ダイクらが円熟期を迎え、マタイス・デ・リフトやフレンキー・デ・ヨングもキャリアのピークを迎えつつある。バルセロナで出番が限られているメンフィス・デパイも代表では頼りになる存在だ。タレント力だけで見れば、他の優勝候補たちと比べても決して見劣りしない。

 欧州予選は4-3-3が軸だったが、3月の親善試合、そして6、9月のUEFAネーションズリーグでは、3位に輝いたブラジルワールドカップで採用した3バックを導入している。ネーションズリーグではワールドカップ出場国であるベルギー代表、ウェールズ代表、ポーランド代表に対して5勝1分という好成績を残している。

 華やかさには欠けるが、献身性と強固な守備を携えた実務的なチームといえる。そういった意味では決勝で敗れた2010年大会、3位だった14年大会に通じるものがある。国際大会で結果を残せていないものの、今大会のダークホースになる可能性は十分にある。

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