カタールW杯 最新ニュース
カタールワールドカップ開幕まで2か月を切り、先月下旬に各チームは本大会前最後の活動期間を終えている。各チームがどのような戦力を持ち、どのような調子なのかは気になるところ。出場32チームの戦力を数値化し、ウェールズ代表の特徴を分析する。※情報は10月12日時点
ウェールズ代表
戦力値ランキング:18位
監督:ロブ・ページ
予選成績:4勝3分1敗
FIFAランキング:19位
戦力値:71(攻撃18/守備17/選手層17/勝負強さ19)
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欧州予選ではベルギー代表の後塵に拝したが、プレーオフでオーストリア代表、ウクライナ代表を下してワールドカップ出場権を手にした。昨年のユーロ(欧州選手権)では決勝トーナメントに進み、W杯プレーオフを制したウェールズ代表は、ここぞの場面で結果を残す力を持っている。
ガレス・ベイルを筆頭とした黄金世代はベテランの域に差し掛かったが、ダニエル・ジェームズら下の世代の台頭も目覚ましい。イーサン・アンパドゥ、ニコ・ウィリアムズ、ブレナン・ジョンソンら有望な若手が主力に定着した。
ベテラン勢はここ数年、所属クラブで厳しい立場に置かれていたが、ワールドカップを前に新天地を選んだ。ベイルはMLSのロサンゼルスFC、アーロン・ラムジーはフランスのニース、ジョー・アレンはイングランド2部のスウォンジーにそれぞれ移籍。試合勘を取り戻すという意味ではプラスに働いているはずだ。
ポテンシャルはあるものの、64年ぶりとなる大舞台は未知数な部分が多い。グループステージはイングランド代表の1強で、イラン代表とアメリカ代表との三つ巴が予想される。ベテラン勢がゲームコンディションを維持して若手とうまく融合すれば、決勝トーナメントに進む可能性は十分にあるが、一方であっけなく敗退する可能性も否定できない。