MF:カルロス・ソレール(パリ・サンジェルマン/フランス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年1月2日
スペイン代表通算成績:11試合3得点0アシスト
昨夏のユーロ2020(欧州選手権)直後にスペイン代表デビューを果たしたカルロス・ソレールは、15試合中11試合に出場するなどルイス・エンリケ監督の中での評価がかなり高い。しかし、ワールドカップ行きの切符を掴む26名に入れるかどうかは不透明である。
その最大の要因として挙げられるのが、所属するパリ・サンジェルマンでの出場機会の少なさだ。今夏の移籍市場最終日まではバレンシアの10番としてチームを引っ張る存在だったが、スター軍団の一員となってからはあくまでも「中盤の駒の一つ」に過ぎず、リーグ・アンでは第10節終了時点で5試合中2試合の出場に留まっている。
直近のポルトガル戦のパフォーマンスもかなり微妙で、招集外となっている選手の中にもチアゴ・アルカンタラやファビアン・ルイス、ミケル・メリーノら実力者が揃っており、監督のお気に入りとはいえ安心はできない。付け加えると、ルイス・エンリケ監督は所属クラブで出場機会を失うと容赦なく代表メンバーから外す傾向にあり、今後パリ・サンジェルマンでレギュラーポジションを掴めなければ、土壇場で落選する可能性もあるだろう。