アトレティコ・マドリードのFWジョアン・フェリックスは、ますます厳しい立場に立っている。スペイン『マルカ』は、ディエゴ・シメオネ監督との関係がかつてないほど冷え込んでいると伝えた。
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ジョアン・フェリックスは12日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージのクラブ・ブルッヘ戦でベンチ入りしたが、出場機会は訪れなかった。シメオネ監督が最後の交代枠でアクセル・ヴィツェルの投入を決めると、ジョアン・フェリックスは着ていたビブスを地面に叩きつけて不満をあらわにしている。
ジョアン・フェリックスの出場機会はそれ以前から減少していた。今月1日のセビージャ戦で終盤のみの出場になると、4日のクラブ・ブルッヘ戦も10分間のみのプレー。8日のジローナ戦でも74分からの出場だった。
そんな中で迎えた12日の試合ではついに今季初の出番なしに終わり、怒りが爆発した格好。公式戦直近4試合で29分間しかプレーしていないことになる。
『マルカ』は、ジョアン・フェリックスがこれからアトレティコ・マドリードを去る可能性もあり得ると予想している。不満を公然に示した同選手だが、今季はまだゴールがない。アトレティコ・マドリードに加入して公式戦122試合に出たが、ゴールは29。まだ若いとはいえ、期待されたほどではないと同紙は指摘している。
同紙は、シメオネ監督とジョアン・フェリックスの両者に対する批判や疑問の声が増えているとしながらも、シメオネ監督にはファンからの揺るぎない支持があるとし、2人の共存が困難だと分かった以上、別れることもあり得るだろうとした。
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