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落選の危機!? アルゼンチン代表、W杯メンバー当落線上の5人。負傷した名手に逸材MFも

シリーズ:当落線上の5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:パウロ・ディバラ(ローマ/イタリア)


【写真:Getty Images】


生年月日:1993年11月15日
アルゼンチン代表通算成績:34試合3得点6アシスト

 2015年夏にユベントスに加入したパウロ・ディバラは、1年目からチーム最多の19得点をマークすると、3年目にはロベルト・バッジョらが着用した背番号10を継承。ユベントスの顔として在籍7年間で計12個のタイトル獲得に貢献し、19/20シーズンにはセリエA年間最優秀選手に選出されるなど、所属クラブでは見事な活躍をみせてきた。

 しかし、アルゼンチン代表ではその実力を発揮できていない。ディバラは、2019年11月に行われたウルグアイ代表との親善試合後に代表を離れることに。2021年9月には約1年10ヵ月ぶりに復帰するも、筋肉系のトラブルなどにより直近で出場したのは5試合に留まり、その内先発したのは1試合だけだった。唯一先発出場した昨年11月のウルグアイ代表戦は前半のみで途中交代。アルゼンチン代表内での序列は間違いなく下がっている。

 そんなディバラは、今夏にASローマへの移籍を決断。ここまで公式戦11試合7得点2アシストをマークし、直近では公式戦5試合連続得点を決めるなど絶好調のパフォーマンスを披露していた。しかし、今月9日に行われたレッチェ戦で左太ももを負傷。4~8週間の離脱を余儀なくされてしまった。約1ヶ月後に迫ったカタールW杯を前に悲劇に見舞われたこのFWは、果たして本大会に出場出来るだろうか。

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