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カタールW杯戦力値ランキング【ドイツ代表】ピンチ? FW陣が不調…。日本戦に向け不安

シリーズ:カタールW杯戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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カタールワールドカップ開幕まで2か月を切り、先月下旬に各チームは本大会前最後の活動期間を終えている。各チームがどのような戦力を持ち、どのような調子なのかは気になるところ。出場32チームの戦力を数値化し、ドイツ代表の特徴を分析する。※情報は10月4日時点


ドイツ代表


【写真:Getty Images】

戦力値ランキング:7位
監督:ハンジ・フリック
予選成績:9勝0分1敗
FIFAランキング:11位
戦力値:85(攻撃20/守備22/選手層22/勝負強さ21)


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 ヨアキム・レーブ監督が率いた一時代が昨夏で終わり、ハンジ・フリック監督の下でドイツ代表は強さを取り戻しつつある。欧州予選ではまさかの黒星もあったが、9勝1敗でワールドカップ出場権を手にしている。グループステージ敗退に終わった前回大会の屈辱を晴らしたいところだ。

 マヌエル・ノイアー、アントニオ・リュディガー、ヨシュア・キミッヒと、縦のラインは頼もしい選手が並ぶ。昨年のユーロ(欧州選手権)直前で復帰したトーマス・ミュラーも健在で、カリム・アデイェミら若手の台頭も目覚ましい。タレント力で言えば他の優勝候補たちと十分に渡り合えるはずだ。

 しかし、マルコ・ロイスがまたしても負傷でメジャートーナメントを逃すことになり、カイ・ハフェルツやティモ・ヴェルナーも所属クラブで結果を残せていない。6月と9月のUEFAネーションズリーグ6試合は攻撃陣に課題を残す試合が多かった。特にハンガリー代表のような組織的なディフェンスに苦しんでいたのが印象的で、崩しの部分の課題は本大会まで持ち越したくないはずだ。

 イングランド代表とイタリア代表に複数失点を喫したように、ディフェンスも決して強固とは言えない。このあたりの課題が強豪国と対戦する決勝トーナメントでマイナスな結果に向かわないようにしないといけない。


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