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今季で契約満了のヌディカ

　アーセナルはセンターバックの選手層強化のため、フランクフルトのDFエヴァン・ヌディカを獲得する可能性もあるのかもしれない。英紙『エクスプレス』が伝えている。

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　23歳のフランス人CBであるヌディカは2018年にオセールからフランクフルトに加入。公式戦150試合以上に出場し、昨季のヨーロッパリーグ優勝などに貢献してきた。長谷部誠らとともに3バックを組んで出場することもある。

　だが加入時に交わした5年契約は今季終了後に満了を迎える。フランクフルトは今年の夏の移籍市場で放出して移籍金を得ることも検討していたとみられているが、残留してドイツでプレーを続けている。

　英紙がドイツでの報道に基づき伝えたところによれば、アーセナルがそのヌディカの獲得に向けて関心を寄せているとのこと。契約が延長されなければ1月には格安の移籍金で、あるいは来年夏にはフリーで獲得することが可能になると見込まれている。

　今季のアーセナルではレンタルから戻ったウィリアン・サリバと、ガブリエウ・マガリャンイスが不動のCBコンビとしてプレー。ベン・ホワイトや冨安健洋が主に右SBで起用される状況では、純粋にCBのバックアップと位置づけられる選手はロブ・ホールディングのみとなっている。

　またイタリアでの報道によれば、ローマもヌディカの獲得に関心を示しているようだ。今後の移籍市場でアーセナルと争うことになるのかもしれない。

【了】