カタールW杯 最新ニュース
カタールワールドカップ開幕まで2か月を切り、先月下旬に各チームは本大会前最後の活動期間を終えている。各チームがどのような戦力を持ち、どのような調子なのかは気になるところ。出場32チームの戦力を数値化し、ポルトガル代表の特徴を分析する。※情報は10月4日時点
ポルトガル代表
戦力値ランキング:6位
監督:フェルナンド・サントス
予選成績:5勝2分1敗
FIFAランキング:9位
戦力値:86(攻撃20/守備21/選手層22/勝負強さ23)
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欧州予選ではセルビア代表の後塵を拝したが、ポルトガル代表はプレーオフを勝ち抜いてワールドカップ出場権を手にした。2016年のユーロ(欧州選手権)では史上初の優勝という快挙を成し遂げたが、昨年のユーロはベスト16敗退。ただ、6年前からメンバーは大幅に入れ替わっており、傑出したタレントも数多く生まれている。
得点源はやはり37歳のクリスティアーノ・ロナウドになりそうだ。ここぞの場面では頼りになるが、ここのところは得点ペースが落ちているのが懸念点。ディオゴ・ジョタやブルーノ・フェルナンデスら攻撃陣にタレントはいるものの、ロナウドに依存するようだと厳しい戦いを強いられる。
世界最高のCBに成長したルベン・ディアス、ジョアン・カンセロを筆頭に攻撃力のあるサイドバック、ベルナルド・シウバらテクニックと献身性を兼備した中盤など、タレント力で見れば強豪国の中でも決して見劣りはしない。ペペやロナウドといったベテランもまだその座を譲る気はないようだが、全体的な年齢構成を見ると若手からベテランまでバランスよく並んでいる。
6年前のユーロがそうだったように、堅実な戦いで決勝トーナメントを勝ち抜くのが賢明な戦い方になるだろう。ただ、グループリーグにはウルグアイ代表、ガーナ代表、韓国代表と曲者が揃う。ここで苦戦を強いられる可能性も決して低くはないのかもしれない。